私は「世界」を求めて、山に入ったのである。

「世界」は「社会」を内包するという前提のもと、紛れもなく中心から周縁へという行為に他ならない。

しかし私はその意味においては、中心と周縁という構図によって抑圧させられるということに気付かされたのである。

「社会」においてはあらゆるものは「作られたもの」でしかなく、「世界」では「作るもの」として考えられる。

すなわち私たちは、「作られたもの」であるからこそ、創造的進化の「世界」において、

「作るもの」として働きうる。

「世界」は外に向けて無限に開かれている、私自身もまた外に向けて無限に開かれて初めて、

「世界」は私に向けて開かれる。

I headed into the mountain in search of the “world”.

On the premise that the "world" contains the "society",

it is an act from the center to the periphery.

But in that sense, I realized that I was suppressed by the composition

of the center and the periphery. 

In "society" everything is considered "the created"

and in the "world" it is considered "the creating".

That is to say,we are able to work as "the creating"

in the "world" of creative evolution because we are "the created".

The "world" is infinitely open to the outside.

Only when I am open to the outside infinitely will the "world" be open to me.